「イベント日は設定状況が良いんだから当然狙うべき!」
こう思われる方は多いと思いますが、本当にそうなのでしょうか。
実際にイベント日は平常営業日と比べて何が違い、どんな立ち回りをすれば効果的なのかを考えてみます。
※本記事は夕方からAタイプ・ジャグラーを打ってプラス収支を目指すことを目的としています。
様々な視点からプラス収支を目指しているので興味のある方はこちらからご参照ください。
イベント日ってどんな日?
まずイベント日とは、客に出玉を還元して「よく出てる店」「勝てる店」という印象を与えることにより、今後の集客を目的としたものです。
イベント日にも強弱はありますが、平常営業と比較して店全体の平均設定が高くなるのが一般的で、普段は設定6を使用しない店でもイベント日は設定6を使用するという店もあります。
イベント日の種類
現状、規制によりパチスロ店は大々的にイベント日を告知できないようになっています。
しかし、パチスロ店もイベント日は集客する必要があるため、様々な手段で客にイベント日の存在を伝えようとしてきます。
まずはどんなものがあるのかを紹介します。
来店系イベント
最近多くなってきている、「○○さんが来店します!」といったもの。
ライター実践や雑誌取材、全然知らないグラビアアイドルの方が来店したりもします。
特定の数字に関連したイベント
多いのは7のつく日とかでしょうか。
店名に数字がある場合、その数字がつく日はイベント日となっていることが多いです。
他にも、5のつく日はジャグラーがイベント台ということもあります。
創業記念日
その店が営業を開始した日は大きめのイベントになることが多いです。
その他
その他のイベント日も店によって色々ありますが、何かしらの形で告知してきます。
店内にあるポスターであったり、メールでしれっと書いていたり、スタッフによるブログに書いていることもあります。それらをこまめにチェックすることでイベント日がいつなのかを把握します。
イベント日のメリット・デメリット
イベント日は客への還元から今後の集客を目的とするのでメリットとしては設定状況が良いことです。
デメリットとしては客が増えるため狙っている台に座りにくいといったところでしょう。
この日だけ狙ってくる人や初めての客も来たりするのでいつもよりは人が多くなります。
夕方から打つ場合勝ちやすくなるのか
私の経験上、イベント日の夕方から参戦は勝ちにくいです。というか打てる台がないことが多いです。
人が増えることで空き台が少なくなることに加えて、イベント日に来店する客は高設定狙いをしていることが多いので、良い台は空きづらく、空いてもすぐに別の人に取られてしまいます。
全体的に高設定が多いとしても、他の客のレベルが高いため、もし空いている台があればそれは低設定濃厚台です。
夕方から打つ際はデータ表示器から高設定台を判断するのがセオリーです。イベント日で空き台になっているものは打てる基準点を満たせていない台ばかりなので、勝てない(打てない)ということになります。
▼ジャグラー限定ですが、夕方から打って勝てる台選びはこちらの記事を参照してください
イベント日は行かなくても良い日?
では夕方からイベント日に行く必要はないのかというと、それは違います。
イベント日の状況を知ることで平常営業日での立ち回りに参考にできる部分もあるため、足を運びましょう。
普段より稼働が多いので、店全体のデータが集まりやすくなります。
- 高設定が多い機種は何か?
→平常営業でもその機種に力を入れている可能性が高い。
イベント日であっても高設定を使用しない機種などは平常営業でも高設定は期待はできない。
- ジャグラーであれば設定5ではなく設定6もしっかり使用しているか?
→より多くのデータから細かく設定を推測しやすい。
小役カウンターを使っている客が打っている台ならぶどう逆算ツールの信頼度が高くなる。
- イベント日に出ている台(出ていない台)の翌日の設定状況に特徴はないか?
→イベント日で高設定挙動なのに差枚がマイナスの台は翌日も据え置きになることがあったりする。
データが集まると見えてくるものが多くなります。その日の勝ちだけにはこだわらず情報を集める日として見ればイベント日は充分に行く価値があります。
もし、次回のイベント日は休日で朝から行ける場合があれば、その時にもデータは非常に役に立ちますので、うまく活用していきましょう。