日本では競馬や宝くじといった公営のもの以外ギャンブルは認められていません。ではなぜパチンコ・パチスロ店が経営できているのかというと、この「三店方式」という形態をとって、ギャンブルではないことにしているのです。
三店方式の仕組み

三店方式では上記図のように「客」「パチンコ店」「交換所」の三者が登場します。
客はパチンコ店へ遊戯代金を支払います。パチンコ店は遊戯代金(出玉)と引き換えに特殊景品を渡します。
パチンコ店は交換所から特殊景品を買い取ります。交換所は特殊景品と引き換えに景品代金を受け取ります。
交換所は客から特殊景品を買い取ります。客は特殊景品と引き換えに景品代金を受け取ります。
パチンコパチスロ業界はこの形態をとることによって、ギャンブルには該当しないということになっています。
あくまで、パチスロは遊戯であり、出玉と引き換えに現金ではなく、景品を渡しているだけです。 客はたまたま近くにある景品交換所に景品を買い取ってもらいます。パチンコ店は人気商品である特殊景品をたまたま近くにある交換所から買っているという理屈です。
そのため、パチンコ店の店員さんは別団体である換金所の場所や換金率等を客に伝えることができないのです。
▼換金率についての詳細はこちらから
三店方式は違法ではないの?
三店方式については法律的にグレーだと感じている人もいるようですが、現状では違法となっていないです。
今後どうなる?
パチンコパチスロ業界は様々な規制で縮小傾向にありますが、なんとか営業を続けることができています。しかし、三店方式が違法となれば業界は終わりを迎えるでしょうから、 すぐに違法となることはないと思われます。
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